目指すべき国家ビジョン

先般、岩成台自治会の執行部役員に就任いたしました。自治会活動は町に活力を与えるものと考えています。これから精一杯頑張ります。自治会は、目指すべき国家ビジョンに関わるものでもあります。

目指すべきというと、画期的な、斬新なアイデアのように聞こえますが、私の描く国家ビジョンはむしろ古めかしいものであります。

国民を豊かにする国家は、「天皇のもとに団結する」日本精神と、日常的なご近所付き合いによって作られると考えています。

日本において天皇とは、単に敬うべき存在であるだけではありません。天皇の権威を背景として国民が団結し、そのことを通して日本人としてのアイデンティティを感じる、つまりナショナリズムの源であるということが、最も重要な意味であります。天皇家という存在は日本にしかないわけですから、これは日本人の間に強烈な仲間意識を生みます。大東亜戦争に従事した日本人の動機はまさにこの強く美しいナショナリズムであったと思っています。

仲間意識を地域の単位で、とりわけ個人の生活が営まれるようなごく小さい範囲で感じることを可能にするのが、「共同体」です。自治会は共同体の一つです。

共同体に参加する人々は、そこで人生の徒然を語り合います。この語りの場があることが、良い国家を作る一つの条件だと思っています。

抽象的な書き方をしましたが、共同体は私より上の世代、特に40代より上の方には馴染みのあるものです。共同体の代表的なものは、自治会、町内会、PTA、商店街、喫茶店、居酒屋、郵便局、農協、病院などです。これらの場に通う人々は、メンバーがいつも同じであると、徐々に人間関係を育んでいきます。人間関係は愛着を生み、愛着は団結を促します。これは、地域単位でのナショナリズムと呼んでもよいものと思います。

天皇を中心にまとまる日本精神と、土着の住民として団結する心は、政治、行政に反映されます。これにより災害、犯罪、外国の軍事的脅威など、様々な危機に対応する仕組みを作ることができます。

この二つの団結は、ひと昔前には実際に存在していたものであり、なにも目新しいものではありません。しかし、一つは敗戦と日本国憲法の出現により否定され、もう一つは昭和末期の新自由主義思想により破壊されました。

「日本を取り戻す」

そう、全く新しい日本など作らなくともよいのです。日本は、まさに「古き良き」社会が息をしていた時代があったわけですから、その社会を取り戻すだけでよい、それが私の描く理想の国家ビジョンであります。
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今村氏の発言について

東日本大震災について、「東北で良かった」などとの今村氏の発言を受けて、マスコミが大騒ぎしています。

ご本人の意図は、「東京などの首都圏でなくて良かった」ということは明らかであり、またマスコミが政権憎しで騒いでいるなあ、やれやれと思って見ていたのですが、一つ気になることがあります。

ツイッターのタイムラインに流れてくる今村氏擁護の投稿がかなり多い…非常に違和感を覚えます。

マスコミは悪意で針小棒大に報じていると私も思います。しかし、今村氏の発言はやはり、好意的に見ても擁護できるものではありません。それは、「首都圏でなくて良かった」の意味が十分に読み取れるとしても、「そのように解釈しない人も多数出てくる可能性がある」文言だからです。つまり、聞き手への配慮が著しく欠落した、無神経な発言であると思われても仕方がないということです。

今回の件で今村氏を擁護したい気持ちになる人がそれなりにいるというのは、興味深いことではありますが、やはり精神の健全性を疑わざるを得ません。

マスコミの自民党嫌いも困ったものですが、視聴者の一人として、マスコミ嫌いの感情に振られて健全な思考ができなくならないように気をつけたいと思います。

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支持できる政党はありますか?

今の日本には、私が支持できる政党はありません。

まず、現行憲法を変えずにおこうとしている政党は支持しません。この時点で、主だった政党の中では自民、公明、維新に絞られるかと思います。公明党はいつの間にか改憲発議の話が出たら賛成票を投じるかのように思われていますが、護憲派から改憲派へいつから転向したのでしょう。

自民党は、選挙公約に反して消費税を増税した上にTPPに参加したため、支持していません。ただ、自主憲法の制定という党是には大いに共感しています。

公明党は、創価学会という特定の新興宗教の団体と結びついている点が、なんとなく薄気味悪く、支持していません。

維新の党は、道州制をはじめとする過激な統治機構改革に固執している感があり、彼らの言う「改革」に賛成出来ないため、支持していません。

もちろん、どの政党にも共感できる点は多くあります。しかし、総合的に考えると、私は既存の政党には政治を任せられないと思っています。

このようなことを数年来言い続けているうちに、

「偉そうなことを言うならお前がやってみろ!」

と言われたこと、そしてその言葉を何故か間に受けたことが、私が政治活動を始めた一つのきっかけであります。

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北朝鮮ミサイル問題

北朝鮮ミサイル問題を契機として、日本人は安全保障について目醒めるであろうと言う人がいますが、果たしてそうでしょうか。

私の地元の駅前では、少なくとも週に1〜2回、春日井市の9条を守る会のような名前の団体(正式名称は忘れました)がチラシを配り署名活動をしています。これを配っている場所と、私が街頭演説をしている場所がほぼ同じ(その日に先に来た方がいつもの場所でやり、後で来た方は30メートルほど気を遣って活動をする)なので、時々あいさつをしたり、お互いのチラシを交換したりしていますが、これがよく自称保守系の人が言っている在日朝鮮人や革マル派、暴力団その他の反社会的組織の人とはとても思えないのです。どう見ても普通のお母さんです。農協で買い物をしているそうです。つまり一般市民が、私にとっては国防を妨げるような政治活動に勤しんでいるというわけです。

また、テレビは北朝鮮のミサイルそれ自体については危機感を煽っているものの、安全保障そのものの議論をしていません。国民世論に最も大きな影響を与えるテレビがこの状態では、国民の間で安全保障への関心が高まるとは考えにくいです。

私は、今般の北朝鮮問題をもってしても、安全保障についての議論の盛り上がりは限定的なもので終わると思っています。ツイッターやフェイスブックの中の一部の人々は危機に気づいていますが、日本人全体が安全保障に目醒めるのが先か、頭上にミサイルが降るのが先か、私は今のところは悲観的に見ています。

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姉妹都市と異文化交流

春日井市は、カナダのケローナ市と姉妹都市の提携を結んでいます。

昨日、高蔵寺ニュータウン再生市民会議という地元の市民団体の勉強会にて、ケローナとの関係強化に取り組んでいる中部大学の先生の講演がありました。

先生「ケローナとの姉妹都市としての関係は、今年で36年目になります。これだけの長い歴史があるにも関わらず、春日井市民の多くはこのことを知りません。知らせていく良い方法を皆さんと話し合いたいです」

なるほど、それだけ仲良くさせてもらっている市のことなら、知っている人が増えるのは望ましいことなのでしょう。ただ、何故仲良くしてきのか、姉妹都市とはそもそも何なのかという疑問が講演の最後までありましたので、質問させていただきました。そして、私なりの認識を持つことができました。

まず、私はそもそも異文化交流とか多文化共生なるものは、それが趣味の人だけが集まってやるにはよいものの、例えば外国人と日本人が同じ地域に住むというようなことは、それこそ言語と文化の違いから非常に難しいと思ってきました。

また、「姉妹都市」というものにどのような意義があり、どのような目的で提携しているのかも分かっていませんでした。

話し合いの中で見出した「姉妹都市」の意義は、「お互いを尊重し認めることによって異文化交流を可能にする」ことです。

人の移動を自由にしただけでは異文化交流は行われません。むしろ、異なる文化同士は衝突する傾向すらあると思われます。しかし、

「私たちの市と貴方たちの市は姉妹都市だから、仲良くしましょう。私たちは貴方たちの文化を知り、また私たちの文化を貴方たちに紹介します」

このような宣言のもと、お付き合いを始めれば、昨今の移民問題について考えられるような懸念はかなり少なくなります。「姉妹都市」とお互いを見なすことによって、相手を尊重する精神を持つことが可能になります。このような形で異文化交流を図れば、社会の秩序は守られ、参加者はお互いに礼儀を尽くすことでしょう。

このように考えると、姉妹都市の関係を背景とした春日井市民とケローナ市民の文化的交流は、単なる趣味ではなく、社会的に推奨されるべきことであるとも思えます。何故なら、現在の日本社会においては、すでに好ましいとは言いがたい異文化交流が行われているからです。外国人観光客および外国人居住者の増加が認められていますが、彼らの多くは日本文化に触れることには興味があるものの、日本人と交流することには無関心です。春日井市内で言えば、日本人と積極的に関係を持とうとしているのは中部大学の留学生ぐらいではないでしょうか。逆に、日本人も見ず知らずの、出自の分からない外国人と交流しようとはなかなか思えないものです。この状態で同じ時間、空間を共有しているのですから、仲良くもなければ、楽しくもない、お互いを尊敬することもないであろうと思います。現在の日本人の日常生活における外国人とは、おおよそ異文化交流のパートナーなどではなく、顔形も言語も文化も違う奇妙な隣人といったところではないでしょうか。

このような、好ましくない日本人と外国人の関係が見受けられる中で、姉妹都市の仕組みは日本人と外国人の交流の在り方を定義し、それを共有した人々によって健全な異文化交流が行われる期待が持てます。

姉妹都市との提携を通して行われる交流と、それ以外の交流を比較することによって、日本人と外国人それぞれにとって望ましい交流の在り方とはどのようなものかを考えることが可能となります。

以上のことから、春日井市とケローナ市の姉妹都市としての提携、交流は行政においても、市民一人一人においても前向きに進められるべきと考えます。

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プロフィール

鈴木かずとも(シェリー)@春日井市

Author:鈴木かずとも(シェリー)@春日井市
鈴木一智
神領小学校卒業
春日丘中学・高等学校卒業
愛知県立大学外国語学部英米学科卒業
予備校勤務
岩成台自治会執行部
ツイッターアカウント@shouto_flove
フェイスブックもやってます。

よろしくお願いします!!

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